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やっぱり野党的ですか…

 予算委員会の質問に立った。与党の質問らしくないとお叱りの電話もあったようだが、私は、これまでの与党の質問がおかしいと感じている。自分たちに不利になるようなことを言ってはいけないということなのかもしれないが、そんなことをしていたから自浄作用も発揮されず、政権を失うことになったのだと思う。

 質問している間に自民党からヤジが飛んできたが、ほとんどが私の質問の後押しだったのには驚いた。要するに私の質問は、野党の視点なのだろうか(笑)。おまけに、自民党に来いとも言われた。喜んで良いのかどうか、複雑な気持ちである。

 新しい仕組みを考えているから、内閣と与党の風通しは必ずしも良くない。これは過渡期だから仕方がないと思う。過渡期であれば、委員会での内閣と与党の関係も考える時期であるとも感じている。今日は、今までにないガチンコ勝負であったけれど、政治家同士の議論になったという点では良かったのではないかと思う。

 委員会が終わって、信号を渡って会館に戻る途中で、見知らぬ人から声をかけられた。「今日の質問良かったですよ。民主党内は物が言えないのかと思っていたけど、イメージが変わりました。」ということだった。内閣のメンバーにとっては大変だったかもしれないが、民主党にとっては、決してマイナスではなかったと思っている。

 私の質問のほとんどは、地元の人たちが抱えている民主党に対する不満や疑問である。この声をきちんと聞いていかなければ、政権の維持は難しいし、結果的には自分たちが考えている社会を実現できないことになってしまう。

 大事な点は、自分たちが良いと考えて実施した政策でも、社会がノーと言った場合に、勇気を持って変更できるかである。今回の子育て支援や医療費の増額等、国民の皆さんが指摘している問題点を確認し、良い政策を作り上げることが大切であり、このことが支持率の回復にもつながるものと考えている。国民の皆さんの代弁者として、これからも頑張っていきたいと考えている。
桜井充 * メルマガ * 19:19 * comments(9) * trackbacks(0)

木曜日だということを忘れていました

 毎日忙しい日が続いていて、今日が何曜日なのかも忘れてしまう。実は、今日がメルマガの日だということをすっかり忘れていて、横浜に講演に行くところだったのだが、秘書の小林君から言われてあわてて書いている。

 今日も、日中はバタバタだった。会議やら面談の依頼が増えているからだ。与党というのは本当に大変だと感じている。

 午前中の依頼は、看護師さんの業務拡大に関してで、厚生労働省で考えている案に関して、理由は違っているが、看護師であった我が党の議員も、医師会も反対している。どうしてこのような案になったのか不思議なのだが、再検討が必要である。

 看護師さんも、教育課程が様々で、3年生の専門学校もいれば、大学院を卒業している人もいる。この大学院を卒業している人に対して、業務の拡大を行えないのかということが、今回の検討課題である。

 それぞれの言い分もあるが、今日はその点は割愛させていただき、私なりの考えだけ書かせていただくと、特別養護老人ホームのように、本来は医療を行わないとしている施設にも、医療の必要な方が入所している。

 この人たちの健康管理は、看護師さんが中心になって行っているのだが、現場の看護師さんの話では、自分で決めなければならない点もあり、不安感を抱きながら判断しているということであった。

 医師をその施設に配置するように義務付けしたいところだが、医師不足でとても呑める案件ではない。そこで、そのような施設に特定看護師さんを配置するようにすれば、現在抱えている問題の解決策にはなると思われる。

 さらに言えば、アメリカにもナーシングホームという施設があるが、日本版ナーシングホームを作れば、介護施設の充実が図れるのではないかと考えている。新しいことを行うためには利害関係者の考え方の調整が必要で、これがなかなか大変である。

 利害調整を行わずに、政治家の考え方だけを押し付けることになれば、独裁政治になってしまうと思われる。この難しい調整を政治家が行うことが、政治主導であると思うのだが、この点は未だに官僚任せである。政治家主導の政治の実現のためには、この点を改めていくことが重要であると考えている。

桜井充 * メルマガ * 19:07 * comments(5) * trackbacks(0)

毎日寒いですね

とある気象予報士さんの予報では暖冬だったのだが、毎日寒い日が続いている。今日の仙台は雪である。私は、今年改選期を迎えるので、東京と仙台を往復しているのだが、雪に強い新幹線にも影響が出ている。

 国会では、相変わらず政治とお金の話が続いている。しかも、同じネタで、いつまでこんな議論を続けるのだろうか。国民の皆さんの意識とかけ離れていることを行っているようでは、政治離れが加速するだけである。寒いのはお天気だけではない。

 先日出演したテレビ番組で、子育て支援策は必要かという問いかけに、出演していた一般の方9人全員が必要ないと答えていた。ただし、これは現金を給付する必要が無いということであって、子育てにはお金がかかり、その支援は必要であるということは認めてくださっている。

 私は以前から、現金給付ではなく、現物給付を主張している。それは国民の皆さんと同じ理由で、必ずしも子育てに使われるとは限らないからである。先日のテレビ番組でもお話させていただいたが、給食費や副教材費、そしてワクチン接種等、子育てに必要なものを無料化するほうが、皆さんに納得していただけると考えている。

 何故、このような政策的議論を行わないのだろうか。道路予算の暫定税率然りである。可処分所得を増やすことが民主党の経済対策であったはずであり、その目玉の政策を方向転換したのであるから、このような政策に関してもっと議論するべきである。

 さらに言えば、批判だけではなくて、建設的な意見を述べよというのが、与党の常套句であった。しかし、今の国会では、経済対策の建設的提案もなく、ただ同じテーマを繰り返すようでは、支持を得られないのも当然のことだと思われる。

 昨日の会合で、ある企業の社長さんから、民主党はマニフェストにあまりこだわらなくても良いのではという指摘を頂いた。政権の座に就く前と後では、経済環境や様々な問題に対する情報量等、多くの点で違っているのだから、もっと自由に現在の問題に取り組むべきだとおっしゃっていた。

 この企業は、今のご時勢でも実績をあげており、このような企業の社長の考え方であるから、余計説得力があるように思われる。政権交代が起こってから、もうすぐ半年が経過しようとしている。確かに、歯科医師会のように、診療報酬改定で自分たちの主張が認められた人たちには、政権交代が行われたことを実感されている方もいらっしゃるが、多くの方が変わったという印象を強く持っているわけではない。

 喫緊の課題である、景気・雇用そして社会保障政策に対して、重点的に取り組んでいかなければならないことは言うまでもない。私も与党の一員として、もっと積極的に政策提言を行っていきたいと考えている。
桜井充 * メルマガ * 16:23 * comments(2) * trackbacks(0)

寒稽古に行ってきました

 日曜日、空手の寒稽古に行ってきた。私は、空手の経験がないのに、名誉顧問にしていただいているからだ。前日寝たのが遅かったので、朝早く起きることを考えると、前の晩は憂鬱だった。

 朝起きた時は、挨拶だけして帰ろうかなと思っていたのだが、着いた途端、胴衣も用意しましたと言われ、考える間もなく、寒稽古参加コースへ。黒帯を締めさせていただいて、気分は有段者(笑)。

 集合場所からお寺に移動して、座禅を行った。帯状疱疹の軽い後遺症で、永い間胡坐をかくことができない。困っていたら、座禅用の座布団があり、何とか最後までやり通せた。

 私の目の前では、小学校3年生の男の子が座禅を組んでいたのだが、姿勢も決まっていて、かなりカッコ良かった。彼は、すでに県内の大会で3回も優勝している。空手の先生の話では、空手の強い子は、座禅も決まっているそうだ。

 座禅が終わって、海まで歩いて行って、いよいよ寒稽古。風が強く、とても寒い。コートを脱いで、裸足になって、ここまで来たら気合いしかない。まず、海岸を走って(テレビドラマの世界に入っている)、それから型に入った。

 砂浜よりも、海水で濡れている方が温かい。というより、感覚が麻痺してきたという方が適切かもしれない。型に入って、最初は簡単だったが、その後はまねすらできない。でも、みんなの姿は、かなりカッコ良い。

 最後に、指導者だけが、上半身裸になって海に入って、型を行う。子どもたちは何でナシなの…。勿論私も上半身裸になって、膝まで海に入って、まあ、やってみると、これはこれで気持ち良い。

 終了して、お湯の中で砂を落とし、そして足を洗ったのだが、最初は感覚が麻痺していて、温かさを全く感じなかった。その後、お待ちかねのどんこ汁とカニ汁。寒稽古の後は特別おいしかった。

 初めて寒稽古に参加したが、参加して良かったと思った。お世話になった先生方やお母さんたちに感謝、感謝。寒稽古は気合が入るし、気持ちが締まってくるので、時間があれば来年も参加したいと思った。ほかの国にあるのかわからないが、これからも長く受け継いで行くべきであると感じた。皆さんも一度体験されてはいかがでしょうか。
桜井充 * メルマガ * 16:21 * comments(0) * trackbacks(0)

心療内科医になって良かった

先週土曜日、私が心療内科医として最初に治療した患者さんの結婚式に出席しました。感激で、涙の連続でした。私が治療した当時、医師として10年目ぐらいで、自分の専門分野である循環器や呼吸器疾患に関しては、それなりに自信があったのですが、心療内科はズブの素人で、別の病院の先生や臨床心理士の方に指導していただきながらの診療となりました。

 彼女は小学校6年生で、身長150cmぐらい、体重は31kg。半年間他院で治療したのですが改善せず、当院に来院されました。小学校6年生ですから、私の子供みたいなもので、この子が拒食症になるなんて想像も出来ませんでした。

 心療内科医として初めての患者さんですから、正直言って、どのように治療してよいか分かりません。とにかく、仲良くなって、彼女の気持ちを聞きだす努力はしましたが、どうして拒食症になったのかはまったく分かりませんでした。しかも、運動会や修学旅行といったイベントごとに彼女の症状は悪化の一途を辿っています。

 夏休みを迎えるときには28kgまで体重は減少し、本人や家族と相談して入院加療することになりました。この時、正直言って死を覚悟していましたし、私が治療を継続してよいのか本当に悩んでいました。後で分かったことですが、ご両親も死を覚悟していたようです。

 彼女に転院を勧めたのですが、この病院で治療したいということだったので、とにかく出来る限りの工夫をしましたし、家族にも全面的に協力していただきました。結果的に回復していくのですが、患者さんも家族も同じ方向で診療できたことが一番大きかったと感じています。

 中学3年生の夏休みに、治療は終了し、その後彼女とは音信不通になっていました。ところが、数年前、私が一関に講演に行った帰りに、一ノ関駅のトイレに入ったら、何と彼女のお父さんと再会したのです。今、彼女はメル友の一人です(笑)。

 結婚式で、満面に笑みを湛えて新郎と一緒に入場してきた彼女と目が合ったとき、彼女が一瞬涙顔に変わって、私にも彼女にも拒食症と戦っていた時代のことが去来したのだと感じました。結婚式の最後に、彼女が家族にあてた手紙の中で、私との出会いについて触れてくれていて、その時、心療内科医になって良かったと実感しました。

 彼女が元気になってくれなければ、私は心療内科医として仕事を続けることは無かったと思います。そういう意味では、彼女にとても感謝しています。それから、あきらめなければ何とかなるのだということも、治療を通して教えてもらいました。

 苦労をかけた分、ご両親を大切にして欲しいと思います。そして、二人の末永い幸せを祈っています。
桜井充 * メルマガ * 16:18 * comments(0) * trackbacks(0)
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